2008年4月23日(ダイビング前日)

コスメル島へ 27時間の長旅
今回は関空ではなく成田からの出国で成田からのダイビングツアーは初めて。
朝6時前に車で家を出る。三宮からはバスで伊丹空港へ。
伊丹でチェックイン時預けたバッグは最終到着地メキシコのカンクーンまで直接届く。
旅行社の案内では経由地の成田、ダラスでバッグはピックアップし再度預ける事になるとのことだったのでホッとした。ダイビング旅行社の海外情報はえてして古いものが多い。

成田からはアメリカン航空である。
アメリカン航空は初めてである。機内はほぼ満席。

機内ビールは600円
離陸して小一時間した飲み物サービスの時に喉が乾いていたのでいつものようにビールを注文した。フライトアテンダント(FA)の答えは『缶ビール一個、5ドルです。日本円では600円』。唖然としたが反発する気力はビールの誘惑にはかなわず続けて2本飲んだ、1200円也。『高い』と言ったら『そう私も思います』との返事。

機内食 まあまあでした。

スチュワーデスのイメージ
ちなみに我がシートの列を担当していたFAは二人だったが彼女らは両人とも超肥満で50歳くらい、誇張ではなく通路をやっと通れるくらい。スチュワオーデスは容姿端麗との既成概念が一瞬にして崩壊してしまった。
ダラスには30分遅れて到着、12時間のフライトだった。

アメリカの入国制度で助けられる
トランジットでもややこしい出入国の手続きが義務づけられているのがアメリカの法律。しかしこのことが私にはラッキーだった。実はドルへの両替を成田で忘れて焦っていたのだ。アメリカへ入国したためダラス空港での円両替ができたのだ。出国後のダラス空港ロビーには両替所はなかった。メキシコでは円の両替はできないのだ。

快適 ダラス空港

ミグレ(入国審査)では係員は日本語を話すので両替所の場所を聞いたら親切に教えてくれた。
空港内のアナウンスにも日本語が時々ある。そして税関も含めて皆親切だ。
成田発券のチケットに記載されてなかったカンクーン行きの出発ゲートNo.を聞いた女性係員やインフォメーションのおじさんは電光掲示板を見に行って教えてくれた。あそこにボードがあるからそれを見ろなんてことは決して言わないのだ。

記念におじさんの写真を撮らせてもらった。心優しい『テキサスガイ』なのだった。
ダラスからメキシコカンクーンまでは2時間半。
しかしさすがに眠くなって機内では殆ど寝ていた。日本人客は機内と到着したカンクーンではまったく見かけなかった。

コスメル島の夕日
カンクーンで現地ツーリストの運転手の出迎えを受けコスメルに行く港のあるプラヤデルカルメンに向かう。全く愛想の無い運転手であっったが、ツーリストの日本人からわざわざ車内に電話がありチップを払ってくれととのこと。8ドル(USD)と高い。プラヤデルカルメンまで1時間弱。

プラヤデルカルメンから船で約40分でやっとコスメル島につく。
夕日がカリブ海に落ち込む寸前だった。 タクシーの中から写真を撮った。
タクシーの運転手は毎日夕日は撮影できると言ったが2度と夕暮れ時に太陽は出なかった。

ここでの出迎えは現地ツーリストの日本人女性。
長旅のねぎらいの言葉など一切なく事務的な口調は最後まで変わらず、チップを忘れるなを強調する。

日本の旅行社やそれをサポートす現地存住日本人のチップを払えとのこのしつこさ、よほど殆どの日本人がチップを払わず
彼らの所に苦情が持ち込まれるのだろうか。

晩飯

港から車で10分のフィエスタアメリカーナにチェックインするともう8時であった。

家を出てから27時間たっているが日付変更線を越えたのでまだ4/23である。時差14時間。
晩飯を食べにホテルからタクシーで500mくらいのレストランに行ってビーフタコスと鳥肉を注文する。
ビールはSOL、フィリピンのサンミゲルをさらにうすくしたような味だがまあまあいける。
つい5本。



撮影OLYMPUS μ-725W
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