2007年10月1日 ミニカイロ観光(ダイビング前日)

今日は朝からダイビングの基地であるシャルムエルシェイクに向かってもボートの出発時間に間に合わないためダイビングはできません。そいうことなので時間の有効活用でミニ観光となっています。

朝6時半に迎えの車でホテルを出てまっしぐらにクフ王のピラミッドに向かいます。女性ガイドと私だけです。
ピラミッドの内部に入るには1日限定300人のチケットを当日購入しなければならないからです。
カイロも朝のラッシュ時は渋滞がすごくてそのピラミッドまで1時間以上もかかりました。

  ギザのピラミッド 猛暑の中のおまわりさん
カイロと言えばギザの3大ピラミッド、そしてその中でも最大のクフ王のピラミッドの内部に入ります。
中央下の盗掘跡から中に入り、天井が低く幅がせまい急勾配を前屈みで登っていきます。降りてくる人とすれちがうのもどちらかが止まって半身でゆずらないと前に進めません。
途中の内部の石組みには圧倒されますが、石棺がある王室?は暗くて良くわかりませんでした。
内部は撮影禁止なのですがカメラを隠しもって入った中国人団体の若者が傍若無人に撮影しまくっていました。

出てきたときは、汗びっしょりになっていました。
クフ王のピラミッド
展開して警戒するポリス
朝早くからピラミッドの周りには観光客がたくさんいました。そして対テロ対策のためギザのクフ王のピラミッド前は大勢の警官が警戒中でした。
試しにジープに乗った警官に彼らを撮影して良いかと聞くと拒絶されました。
仕方なく遠くから撮影しました。
撮影拒否のジープのポリス
ピラミッドがカメラに収まりきれないのでずっとバックして丘の端まで行くとそこを警戒していた駱駝に乗った警官にもっと向こうに行けと言われました。
彼が後ろを向いた瞬間にカメラを向けると気配に気づいたか振り返って「No!」と凄い剣幕で怒っていました。
緊張感あふれる警戒ぶりにいたく感心しました。
無断撮影で怒った駱駝のポリス
第2ピラミッドに行くと岩陰で休んでたむろしている警官達がいました。
居眠り中のポリス

又怒られると、怖いので遠くから撮影しました。
ピラミッドのまわりも結構日陰があり直射日光を避ければしのぎやすいのです。

第3ピラミッドに行くと警官が岩陰で居眠り?していました。
近くに寄って撮影してもまったく気が付きません。
暑いから無理もない?かもしれませんが、これでは・・・・・・・・・。
岩陰でたむろするポリス
スフィンクス

そしてスフインクスの近くでは駱駝から降りた警官が二人で岩陰で談笑していました。駱駝の写真を撮ろうとしていると、にこにこしながら警官が寄ってきました。俺も一緒に撮ってくれというのです。撮った後、彼が来たわけを察していた私は彼に1$渡しました。 彼は 「俺は1$で良いが駱駝にも1$やってくれ」 とのたまわりました。
そして私が1$をわたすのを見ていたもう一人の警官が腰をあげたのでそそくさと其処を立ち去りました。
駱駝のチップを要求したポリス
厳戒体制のクフ王前の警官や一目もはばからず
駱駝観光で砂漠を行く人
さぼっているその他の警官の落差、きっとクフ王の前にはエジプト人らしからぬ厳しい指揮官がいたんだろうなと思いました。

そんなピラミッドの周りから少し遠ざかりギザの3大ピラミッドが見える丘の上に行きました。

暑いのでシャツを脱いで肌着1枚になりました。
丘の上から見る三大ピラミッド
.
昼からはハンハリー市場へ
エジプト人
近くのカフェテリアレストランに連れて行かれて一人で昼飯を食べました。観光客の舌に会わせてあるので食べやすかったです。
飲み物はツアー料金に入っていないので別料金です

レストランの窓からはピラミッドが見えます。
昔はこのあたりは砂漠だったそうですが最近ではだんだん街がピラミッドに迫っているそうです。
レストランから見るピラミッド
退校する小学生?

ギザからカイロに戻りました。
ハンハリー市場は人いきれでむせかえっています。
観光客と地元の人が入り乱れています。

必須のスカーフはエジプト女性によく似合います。
ハンハリーリ市場の雑踏
店は自分の身体一つといわんばかりにベルト屋さんや鞄屋さんが往来の
鞄屋さん
中央に商品をぶら下げて商売しています。

撮影には気軽に応じて貰いました。お店の人も撮影はどこでもOKでした。
そしてここでも客引きから「日本人か」と聞かれます。
日本人だというと店の中に引っ張りこまれそうになりますが中国人や韓国人だというとあきらめ顔になります。
ベルト屋さん 自分の身体だけが店
土産物 香水瓶

水たばこがエジプト人の嗜好品のひとつです。左はその道具です。
そして香水瓶(右)とパピルスに描かれた絵がエジプト土産の最右翼です。

話の種に香水瓶セット(4$)と絵(30&)を買いました。
水たばこ喫煙具
食材店

市場をぶらついている間、ガイドは喫茶店で待っていました。

その店の猫は私が手を出すと噛んできました。
私の家の猫も同じ習性なのでさらに遊んでやるともう完全になついてきました。

右は食材(なつめやしなど)の店です。
エジプト猫とガイド(左)
ダイビングの地 シャルムエルシェイクへ
リビングストン号
ミニ観光が終わって空港へ、ガイドとはここでお別れです。

昔のアフリカ探検家「リビングストン」の名前の飛行機が駐機していました。そうですここはやはりアフリカと再認識しました。

空港で2時間待って乗機し国内線で約1時間のフライト、イスラエル占領時代にシナイ半島の突端軍用に作られた砂漠のリゾート地シャルムエルシェイクに到着です。

旅行社(日本人女性)の出迎えを受けてホテルへ。
やっとダイビングができるという実感が湧いてきました。

撮影OLYMPUS C−8080WZ& C-3040Z  >このページのTOPへ    DIVINGLOG BACK NEXT
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