カンプール
KANPUR 2003年2月


 ガンジス川

通常はデリーからのフライトで州都ラクノーに、そこから車で2時間のカンプール。
今回はデリーから列車でカンプールに入った。列車は思っていたよりずっと快適で殆どインドであることを忘れるくらい快適であった。

観光地 でもないのでここまで来ると日本人はまず見かけない。

橋の上から見るガンジス川はさすがに雄大で圧倒される思いをするが、元気な子供がそこで泳いでいるのを見つけて何だかほっとしたりする。
下の写真のように街はガンジス川のほとりに抱かれている。

カンプールからジャイプールへの街道には工業団地がある。 時々労働争議にも遭遇した。
カンプールは銃器工業が有名らしい。
 

 街

昔からのインド、インドらしいインド、そういう香りを播き散らかしているかのようなカンプールの街である。
ホテルの眼下に広がるバザール(市場)はテントがけの店が殆どだ。 インドだけあってこの田舎町でも人は多い。
夜になってもなかなかその灯は消えない。

夜半出歩くと冬場は結婚式の行列が街の中を練り歩くのにたびたび出くわす。

ホテルのマネージャーは謹厳実直な人柄。 食事中にインド人が話しかけてきたりすると、ころあいを見て中に入って食事をゆっくりとれるようにしてくれたりする。

街の小学生は人力車で集団登校。
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